田舎の怖い話:公園で見た老人

公園で見た老人は…




中学生の頃、北海道の田舎に住んでいた。

夏休み前、薄暗い公園で老人と会い…。



04/05/19
30年近く前の話。

当時中学生の私は、熊が出てくる北海道の田舎に住んでいた。

夏休み前の試験勉強を徹夜でやろうとしていたが、眠気が来て気分転換に犬を連れて、すぐそばの神社横の公園へ行った。

公園の暗闇の中から小型犬を連れた老人(男性)が姿を現した。犬の散歩で顔を見ると互いに会釈する程度の知り合いだった。

この夜も何のためらいもなく会釈すると、老人は笑顔で会釈をかえしてくれた。

翌朝、目覚ましに再び犬を連れて散歩に出ると警察車両やら人がたくさん。見るとそこはあの老人の家の前だった。

「何かあったんですか?」

と聞くと、この家の老人が2日くらい前から行方不明で警察などが捜していたら、近くの山で首を吊って亡くなっていたのを発見されたと。

田舎の事もあって、本来なら警察署へ運んで調べるのだろうが、地元は互いに顔見知りみたいなもので、老人は警察の車でまず直接、老いた妻の元へ運んで身元確認をすると言う。

数分後、白い車両がゆっくりと家の前へ止まった。後ろの扉からは、老人の何とも表現できない様な足2本が、遺体を覆っていた緑色のビニールシートからニョキッと出ていた。

その後、老人はいなくなった当日に亡くなっていた事が判明した。…私が会釈した老人って…!?

今でも思い出すと怖い。。。


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