アメリカ・給食費を払えない児童のために、6歳の少女がレモネードスタンドを開く

給食費を払えない児童のために、6歳の少女が…




アメリカで、給食費を払えない児童のために、6歳の少女がレモネードスタンドを開いたことが話題となっている。

少女は、給食費を支払う余裕がない生徒たちのために何かをしたいと思い立ち…。



今年5月、ワシントン州シアトルで1人の父親が「Lunch Shaming(温かい給食を口にすることができずに恥をかく子供達)」に心を痛め、寄付金サイトで募金活動をしたところ大反響となった。そのニュースを知ったアイダホ州に暮らす6歳少女がレモネードスタンドを設置し、全ての生徒が温かい給食を口にすることができるようにと寄付活動を始めた。『Inside Edition』や『KTVB-TV』など複数のメディアが伝えている。

アイダホ州ヘイデンのヘイデン・メドーズ小学校に通うアマイア・ヴァン=ヒルちゃん(6歳)は、「Lunch Shaming」のために立ち上がったジェフリー・ルーさんのように、自分も給食費を支払う余裕がない生徒たちのために何かをしたいと思った。

そこで妹のアリアちゃんと一緒に8月初旬、「Lemonade 4 Lunch(給食のためのレモネード)」と看板を掲げたレモネードスタンドを設置し募金を呼びかけると、あっという間に40ドル(約4,300円)が集まった。この金額はアマイアちゃんが通う学校で、給食費が支払えずに40セント(約43円)のディスカウントされたランチを食べている児童らの(学校への)負債額を賄えるほどだった。

その後、アマイアちゃんは母レイチェルさん(38歳)の協力を得て、同州コー・ダリーン地区にある全ての公立学校に通う生徒の負債額を少しでも減らそうと、寄付金サイト「GoFundMe」にアカウントを設置し、目標額を23,000ドル(約250万円)に設定した。

アマイアちゃんは、6歳とは思えないほどしっかりした口調で「学校にいる生徒全員が給食を必要としているわ。給食費が支払えない人がいるなら、募金を集めて協力してあげなきゃ。みんなレモネード大好きでしょう? それにレモネードスタンドを開きたいとずっと思っていたから、いいチャンスよ。私は私のやり方で手助けをしたいの」と語っている。

アカウントでも寄付を募りながら、アマイアちゃんは夏休みの間レモネードスタンドをオープンし続け、600ドル(約65,000円)を集めた。現在は学校が始まったこともあって週末にスタンドをオープンし、「GoFundMe」の目標額に達するまでこの活動を続けていく予定だという。

なお、コー・ダリーン地区職員は「給食費を支払えなければ他に選択肢がなく、負債額が大きくなるばかりです」と言い、同区内の栄養サービスマネージャー、エド・ダカーさんは「夏の間、親に連絡して給食費の負債額をいくらか払ってもらいましたが、支払いができない家族には今後、無料もしくはディスカウントされたランチを申し込むことができるなどのサポートも提供し、児童の親たちと相談していくつもりです」と話している。


スポンサードリンク